●茂原GONET
生ごみ(堆肥化)を切り花畑へ
―幼稚園から小学校へ、そして、授業で取り組むまでに
私は今74歳です。茂原市豊岡地区のリサイクル推進委員として活動しておりました。茂原市は、豊岡連合・東部連合・市内という、大きく分けると3地域の集合体のまちです。私は元々茂原の生まれではないのではっきり解らないのですが、豊岡連合というのは、約50年前に茂原市と合併した新治(にいはり)(山武郡、長生郡の境)町と本能町(かつての本能村と豊岡村の合併後)の内で、新治地区・本能地区・豊岡地区という18地区の自治会の集まりです。この18地区から、自主的に選出する総勢18名のリサイクル推進委員がいました。その後2001年に、総勢33名の内の1人として、茂原市のリサイクル推進委員として市長より委嘱・任命を受けた活動をしておりました。
その茂原市のリサイクル推進委員として、1999年、2000年の「環境シンポジウム千葉会議」の参加を契機として、2001年の「環境シンポジウム千葉会議」に参加した時に、「ごみ問題」の奥深さに気付かされました。当時茂原からは、このシンポジウムに21名ほど参加しておりました。私は、ごみ問題の分科会に参加して井上代表に出会い、GONETに加わる事にしました。
その後2001年の環境情報センターの会場で開催された、GONETの交流会に参加した時に聞いた、あるグループの発表事例から、「これからは、環境問題は子どもたちからの教育が必要だ。」と思いました。
そして、私の地域でのごみ減量活動が始まったのです。近所の方ということや、私がよく行く床屋の奥さんの妹さんが園長先生だったということで、豊岡幼稚園とのつながりを持つようになっていました。幼稚園とは、私の趣味でやっていた切り花作りの縁がありました。この花作りを、私が元々やっていた生ごみのリサイクル(堆肥化)によって出来ないかと考え、提案しました。「近所のよしみ」という事もあり、すぐ実行して頂きました。それは、幼稚園の生ごみや落ち葉を堆肥化して花畑を作る方法です。このことがきっかけとなり、近所の豊岡小学校へも繋がっていきました。小学校も切り花作りの縁です。豊岡小学校の校庭清掃した時のごみと落ち葉を堆肥として作り、切り花畑を作る花作りが縁になり、学校の先生たちとも仲良くなり、ある1人の先生の目にとまり、子どもたちの賛同を得て校長先生を動かしました。この校長先生の気持ちと私の気持ちが繋がり、そしてGONETの仲間の協力で、子どもたちとの親睦が大切と考え、3年前(2002年)の1月「ソーラークッカーの実演」となりました。この実演は、学校の授業として取り組んで頂き、実現し、GONETの仲間が講師として参加したのです。
当時5年生だった子どもたちが、その時の切り花畑作りやソーラークッカーの感動を、現在中学1年生になった今でも覚えていてくれて、後輩たちに語り継いでいるようです。切り花畑では、今でもカブトムシが育っています。
そして今でも、豊岡小学校の子どもたちはごみ(空きペットボトルや空き缶等)を拾いながら登校し、学校で分別するという活動をしています。環境に対する意識や興味を持ち続ける良いきっかけになったなぁと思っています。
今私は、地域で子どもを守ろうという「学校支援ボランティア」と言う活動をしております。毎日子どもたちの登・下校の際の見守りをしています。その時に子どもたちのごみを拾いながら学校に来る姿を見ています。この「学校支援ボランティア」というのは、茂原市長がトップになって、市内110名の方々の自己申告登録制になっていて、市から写真付き「登録証」を頂いて活動しています。
私は、「育てよう!笑顔と自然と文化のまちを!」をモットーに活動しております。
茂原GONET
代表: 松岡 馨